ウスケバ・ロゴ ウスケバ・ロゴ ウイスキー造りに欠かすことの出来ない「水」そして「樹」。自然の力が生み出す「生命の水」。

2008年03月27日

ノック ノック

ワインのコルクを抜く瞬間、いつも祈るような気持ちになります。
どうか健全な状態でありますように。
どうかお客様のお好みにあいますように。
どうか素晴らしく変化してくれますように。
それはサーヴィスのときも、自宅でも。

このキュヴェ・ロベール・アルヌーは、ブルゴーニュ、ヴォーヌ・ロマネ村の秀逸なドメーヌ
「ロベール・アルヌー」が産み出す、ノン・ヴィンテージのヴァン・ド・ターブルです。
同じ造り手の、ヴォーヌ・ロマネ・レ・スーショというワインの印象がよかったのと
ヴァン・ド・ターブルにしてはけっこうなお値段がすることからの特別な期待がありました。

期待感が高いということは、ワインにとってもプレッシャーなのかもしれません。
実際この赤は、抜栓して30分おきに少し飲みながら3時間ほど待ちましたが
最後まで頑なに心を開いてくれることはありませんでした。

同じものを同じ管理の下に保管していても、開けるタイミングによって
「準備万端」なものと「閉じている」ものとがあると言われることがあります。
環境も関わっての、人間で言うバイオリズムのようなものなのかもしれません。

「ノック ノック」

愛おしいワインたちのご機嫌を伺えるようになるには、まだまだ修行が必要です。


この記事へのコメント
ワインもそうですが、お酒をグラスに注ぐあの音。本当にたまらないですね。
思わず生唾がゴクリと・・・。
でもどろりとした澱っていうんですか、あれがでてしまったりするときなど、ああ、僕はこのお酒に気に入られてなかったのかなあなんて思うときがあります。
いろいろな思い出などを心に浮かべる春の宵闇にはついついワインを呑んでしまいますなあ。ワイングラスを傾けながら吹き上げる安葉巻の煙の中、ついついけりをつけられなかった昔の後悔に心が疼いてしまいます。
Posted by あっきー at 2008年03月27日 20:41
>あっきー さま

トクッ、トクッ、トクッ♪ですよね~。
どろりとしたオリは、できればボトルの底に残しておきたいものですよね
でも、中にはオリも旨みのうちと美味しそうに飲まれるかたもいらっしゃるんですよ!
ボトル1本の中身のうち、一番美味しいのは、最後の1杯なんですって。(オリは残したいですけど。)
けして気に入られてないわけじゃないですよ。オリができてしまうように造ることもあるのですから。
春の宵闇・・・ステキな言葉です。ついついワインを・・・・あ、もういただいでました。(笑)
いつか昔の後悔が、懐かしくあたたかい思い出になりますように。(^-^)/
Posted by PINOKOPINOKO at 2008年03月28日 01:57
PINOKO さん
ワインも瓶の中で寝たり起きたりしながら熟成していくと、何かの本で読んだような気がしています。
ただ、ワインにあまり詳しくない私はそのような経験を今までしていなかったので、「ワインにもそういうことがあるんだなぁ」という感じでしか受け止めていませんでしたが、この投稿を読んで、そのことが少しだけわかったような気がします(^^)。
あとは、いつか自分でも経験してみなきゃね(^^)v
Posted by モルト大好きモルト大好き at 2008年03月30日 05:38
>モルト大好き さま

私も最近、ウイスキーにもそういう変化があるんだなぁって経験して実感することができました。
度数も高いし、ちゃんと味わってなかったからなのですが、そんなに変わらないものかと
思ってたんです。開けたてのときと、それから数日後と、しばらくたってからと
あんなに味わいが変わるなんて、本当に楽しいですよね。
ワインの変化も、いつかおためしになってくださいね。(^-^)
Posted by PINOKOPINOKO at 2008年04月01日 01:22